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LAVA TARINA -1-

白夜の季節に美しい湖の畔を訪れたAinoちゃん、ここにステキなタンシラヴァを建てることを夢見ています...。

BGMは、いちばん有名なフィンランド・タンゴ 「Satumaa」 のピアノ・アレンジです。

 

※ 動画は画質を1080p(HD)モードにしてご覧ください。

ラヴァタンシって何?

みなさま、ラヴァタンシ(lavatanssit)をご存じですか?
ラヴァタンシとは、自分たちでペアダンスを踊って楽しむフィンランド各地で開催されるダンス・イベントのことです。

ラヴァタンシの多くは、郊外に建てられた独特の形をしたタンシラヴァ(tanssilava)と呼ばれる会場で開催されます。

気候の良い夏に盛んに開催されますが、冬でも開催しているところもあり、年中を通して楽しむことができます。

ラヴァタンシでは、バンドの生演奏に合わせて十数種類もある様々なペアダンスを踊ります。もちろんダンスをするだけでなく、ステージのすぐ前でお気に入りのバンドの演奏に酔いしれたり、カフェテリアでゆっくり寛いだり…と、自分に合った楽しみ方ができます。

また、ペアダンスを楽しむイベントとはいえ、ひとりで参加しても大丈夫。ダンスが始まる前にペアを組むパートナーを見つけられる機会があり、新しい出会いが生まれたりもしています。

こちらのコーナーでは、日本でまだあまり知られていないラヴァタンシについて、今後、継続的に少し掘り下げてご紹介してゆく予定です。フィンランドのダンス文化の新たな側面を知る機会にしていただければ幸いです。

Satumaa について

Satumaa はフィンランド・タンゴ作曲家ウント・モノネン(Unto Mononen / 1930-1968)が1949年に19歳で作詞・作曲したフィンランド・タンゴの名曲です。


1955年にフィンランド・タンゴ歌手ヘンリー・テール(Henry Theel)によって初のレコーディングが行われましたが、あまりヒットしませんでした。その後、1962年にウント・モノネンがイントロを特徴ある旋律に書き直し、フィンランド・タンゴの巨匠レイヨ・タイパレ(Reijo Taipale)が歌うと、瞬く間に大ヒットし、フィンランド人ならば誰もが知っていると言われる最も有名なフィンランド・タンゴになりました。


Satumaaというのは「おとぎの国」という意味です。その歌詞には、失われし憧れの国への望郷の念が歌われ、苦難の時代を乗り越えたフィンランド人の心を掴んで離さない魅力が秘められています。

以下の楽譜にはフィンランド語のオリジナルの歌詞に加え、その意味をあまり変えずに日本語で歌えるようにした歌詞も付けてあります。(楽譜をクリックするとその箇所の部分拡大表示ができます)

Satumaa_楽譜-1.png
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